■まずは1000億円目標 ――大分銀行の船舶ファイナンスの歴史は。「大分県は多くの船主や造船所が立地し、海事産業が地域に根付いている。当行も主に九州を営業基盤とする地方銀行として、地域経済の活性化のために地元海事産業の支援に力を入れ、船舶(シップ)ファイナンスの知見を蓄積してきた」 「特に2000年代に入り、大分船主の外航船隊が拡大し、当行のシップファイナンスも成長軌道に乗った。現… ...
鉄鋼関係者の中で、船舶を解体(解撤)してできる船スクラップを「戦略物資」に位置付け、国内で循環できる仕組みを整備すべきとの声が上がっている。経済安全保障の確保の観点だけでなく、「2050年カーボンニュートラル」に向けて日本の鉄鋼業界が高炉から電炉へと ...
日本船舶電装協会は12日、日本財団の支援を受けて実施している「船舶電気装備技術者資格検定試験」で、2025年度は前年度比3人減の147人が合格したと発表した。受験者数は1人増の178人で、合格率は82・6%(前年度は84・7%)だった。 検定試験は、 1.船舶電装士 2.主任船舶電装士 3.船舶電装管理者 4.航海用レーダー整備士 5.航海用無線設備整備士―の五つに分けて実施。合格者には同… ...
北陸信越運輸局のまとめによると、貨物取り扱い実績があった管内主要5港(新潟、直江津、伏木富山、七尾、金沢)の8月の船舶積み降ろし実績(管内22社)は前年同月比0・1%増の191万トンとなり2カ月ぶりに増加した。七尾が2桁増、伏木富山が1桁増で、他3港の減少をカバーした。港別動向は、取扱量首位の新潟が4%減の70万トン、2位の伏木富山が8%増の58万トン、3位の七尾が12%増の36万トン、4… 続き ...
日本倉庫協会は3日、東京都内で2025年度の勲章・褒章を受章した会員の功績をたたえる祝賀会を開催した。今年度は7人が受章し、各地から5人が出席した。日倉協が9日発表した。祝賀会では、藤倉正夫会長と国土交通省の岡野まさ子大臣官房総括審議官兼物流統括調整官が祝辞を述べた後、藤倉会長から出席した受章者に記念品として銀杯が授与された。欠席した2人には後日、記念品が送付される。受章者は次の通り… ...
NIPPON EXPRESSホールディングスは11日、グループ会社のNX台湾国際物流(川本勝董事長)が、地域の森林再生と環境保全を目的とした植樹活動を実施したと発表した。CSR(企業の社会的責任)活動「CSRグリーンアクションデー」として実施したもので、川本董事長をはじめ、NX台湾の従業員と家族ら計100人が参加した。NX台湾は、大学への奨学金授与や植樹など、社会貢献活動を積極的に推進し… ...
商船三井さんふらわあは12日、大分工業高専(大分市)の学生が取り組む東南アジアなどへの中古ミシン寄贈活動に協力したと発表した。商船三井と共に、中古ミシン67台をフィリピンの4カ所の施設に無償で輸送した。大分高専の学生たちは家庭で不要となったミシンを回収して修理し、タイ、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピンなどに寄贈する活動を2003年から実施。縫製の仕事を行う人たちの生活向上を支援… ...
川崎汽船は12日、フィリピンを襲った地震や台風の被災地を支援するため、義援金200万円を拠出すると発表した。同国のビジネスパートナーであるラヨマールグループが設立した慈善団体を通じて支援する。フィリピンでは9月末にセブ島沖で地震が発生し、11月上旬には台風25、26号が連続して上陸して、各地で甚大な被害をもたらした。義援金は被災者の救済と被災地の復旧・復興に役立てられる。川崎汽船は「被災地… 続き ...
商船三井は12日、東南アジア各地域で11月から発生している豪雨による災害で、被災者の救援と被災地の復興のために1000万円の義援金を拠出すると発表した。さらに、商船三井グループの役職員による募金活動を行う。商船三井グループは「被害を受けた皆さまが一刻も早く通常の生活に戻れることを祈念する」とし、今後もさまざまな形で被災者の支援と被災地復興のために貢献していく。… 続きはログインしてください。 残り ...
阪急阪神エクスプレスは5日、11月29日に横浜市の横浜国際プールの竹林で、NPO法人「日本の竹ファンクラブ」が主催する竹林間伐整備に参加したと発表した。従業員とその家族26人が、ボランティアとして汗を流した。当日は秋晴れの中、参加者は熟練した植栽従事者の指導のもと、のこぎりを使って不要な真竹を伐採し、選別したうえで枝を落とす作業を行った。また、8回目となる今回は垣根や灯籠(とうろう)用に選… 続き ...
飯野海運は11日、国際環境非営利団体のCDP(本部・英ロンドン)から気候変動への取り組みや情報開示が優れた企業として「Aマイナス」評価を4年連続で受けたと発表した。飯野海運グループの海運業と不動産業でのGHG(温室効果ガス)排出量削減と脱炭素社会の実現に向けた取り組みが評価された。CDPは世界唯一の独立した環境情報開示システムを運営しており、2万4800社以上が同システムを通じて環境情報を… ...
今年度の第59回通関士試験に、港湾カレッジ横浜校(横浜市)の港湾流通科1年生の田中蓮さん(22)が合格した。同校が短期大学校となって38年目で、1年生の合格者は初めてという。山谷隆則校長は他在校生に好影響を与えることに期待を込める。田中さんは将来、通関士として働くことを目指しており、合格後は春からの就職活動を見据えて語学や簿記の学習を進めている。今回の通関士試験の合格率は、試験科目の一部免… 続き ...