原始的な脊椎動物の特徴を多く残しつつ嗅覚系を発達させた円口類ヌタウナギについて、嗅覚関連受容体を調べた結果、特定の嗅覚関連受容体の遺伝子の数が独自に増加していること、初期の脊椎動物がこれまで考えられていた以上に多様な嗅覚関連受容体を持っていた可能性を見いだしました。
理研らの研究チームは、マイクロプラスチックがマハゼに及ぼす影響について、実験室でマハゼにマイクロプラスチックを摂食させた実験データと、全国の自然環境で採取されたマハゼの自然データを、複数の解析手法を用いて統合的に解析したところ、現時点で報告されている ...
今後、アンドロイドを用いた感情コミュニケーションの研究がさらに進むことで、心理学や神経科学の分野における新たな知見が得られるとともに、実社会における応用も期待されます。例えば、介護の現場では、共感的な振る舞いが高齢者の安心感やストレス軽減につながるこ ...
名古屋大学 大学院理学研究科および環境医学研究所の松本 有樹修 教授と同大学 大学院理学研究科の市原 知哉 助教、白石 大智 研究員らの研究グループは、兵庫県立大学の今高 寛晃 教授、町田 幸大 准教授、国立遺伝学研究所の豊田 敦 特任教授、理化学研究所 生命医科学研究センターの伊藤 拓宏 チームディレクター(生命機能科学研究センター ...
2025年9月に科学雑誌『Science』に発表された、植物の免疫受容体「SCORE」の発見。SCOREは85%以上の細菌やカビ、昆虫に共通する「低温ショックタンパク質(CSP)」を検知し、免疫反応を誘導します。さらに、SCOREのごく一部のアミノ酸 ...
最新の先端研究の動向を的確にとらえ、理研の総合力を生かす研究開発推進のため、2025年度からスタートした第5期中長期計画においては、これまで培ってきた研究センター等を研究運営の ...
10月4日に「科学輝く、ワクワク未来」をテーマに、神戸地区一般公開を開催しました。当日はあいにくの雨でしたが、約3,000名の方が来場されました。